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第4回テーマ【ムリ膝はやめろ】
おはレーニア。えびです。
第4回で御座います。次はハングオンやトラクション等について書いていこうと思ってました。
しかし!
昨今のTwitter峠で嬉々として膝スリ画像を載せている子たちをみてて思った。
ムリ膝について書こう(使命感)
すでにキチンと走れてる方は退屈かもしれませんがお付き合いください。
ハングオンについては良くも悪くも認知されてる方は多いと思います。ただ、その有名度あまりに形だけ真似して膝を擦ろうとするムリ膝について書いていきたいと思います。
※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。
前回➡【アクセルを開けろ!】初心者を脱却!ライディング講座 ③
前置き➡【目線はコーナーの奥に】初心者を脱却!ライディング講座①
えびの呟き➡【違法?暴走族?】走り屋について
関連記事➡【膝すりは上達の近道?もっと身体を使おう】初心者を脱却!ライディング講座⑮
④-1 : ムリ膝はやめろ
「ムリ膝はやめろ」今回のテーマ及び結果で御座います。理由は以下。
- 君ら散るやん
- カッコ悪いです
- ダサいです
- 単純に危ない
ハングオンについては別項目(【初心者こそハングオン】初心者を脱却!ライディング講座 ⑧)で書いてますが、重要な事は目的と手段を履き違えるな!という事です。
速く走る為のテクニックであり、膝を擦る事が目的ではないのです。速さを求めていった結果、ハングオンと呼ばれる形となっているのです。
ってありきたりの事を言っても意味がない事は理解してます。私も昔は峠小僧で膝でもなんでも擦れるもんは擦ってきました。
だって、かっこいいんやもん!
その気持ちはわかる。痛いほどわかるぞ。バリバリマシンに歯形残して、眠れない夜を過ごしました…。

バリバリマシンSpirit (英和ムック)
しかし、ですね。ムリ膝は本当にやめましょう。ハングオンだから、公道だから、速度が出てるから、ではありません。
ムリ膝だから危険なのです!
ハングオンについて簡単に言うと旋回時には外へ逃げようとする力が働きます。それを身体で荷重をかけ、重心を落とし込んで、内側へ下側へ力を逃すテクニックな訳です。(ハングオンについても後日書くかもしれませんが、詳しくはLet’s Google先生)
当然の事ながら外へ向かう力が強ければ強いほど、より強い力、フォームで身体を落とし込んであげる必要があるのです。

しかし、トラクションのトの字も知らないビギナーが荷重かけずに、上体が起きたまま腰をズラすもんですから、振り子の原理でリアの荷重が抜けてすってんころりん。おめでとうございます!スリップダウンでございます!!
公道でハングオンをするな、とは言いません。むしろ必要な荷重をかけてハングオンで走るべきです。正しいフォームで走ればハングオンのほうが安全に走れます。しかし、フォームだけを真似すると散ります。
荷重はかけろ!ムリ膝はすんな!でございます。
安全に速く楽しくをモットーに頑張っていきましょう。
さて、今回はこんな感じで。
お疲レーニア!
続編→【ニーグリップを抜け】初心者を脱却!ライディング講座 ⑤
