【転倒しない走り方】初心者を脱却!ライディング講座⑭

第13回テーマ【転倒しない走り方】

おはレーニア。えびです。

サーキット走行をしていて、我々素人が一番気をつけるべき事は転倒しない、他車を巻き込まない事です。何より転倒すると怪我もしますし、マシンも修理し、そもそも楽しくありません

1秒でも速く!とタイムアップに一喜一憂しているとは言っても、プロのレーシングライダーでもない訳ですから、基本的には楽しむ為に走っているのです。そんな中で転倒してしまうと、モチベーションも下がりますよね。

そして、皆こう言うのです「無理せず走る」。なんだい?それは? 「安全運転をします」と同じような既視感➡︎安全運転の記事。そんな抽象的な考えの人はサーキットだろうが、公道だろうが、君ら散るやん?の餌食です。

今回は具体的にサーキット走行で転倒しないように走る考え方をまとめていきたいと思っています。ライディング講座の記事は、基本的にサーキット初心者の方が安全に速く楽しく走れる事を目的としていますので、今回は技術的な事は割愛しております。それぞれのテーマで読み返していただけますと幸いです。

※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。

前回➡【コントロール下に長く】初心者を脱却!ライディング講座⑬

前置き➡【目線はコーナーの奥に】初心者を脱却!ライディング講座①

えびの呟き➡【安全運転】生き残る事が安全運転。どこかで線引きしていませんか?


<スポンサーリンク>

⑭-1:フラッグを確認して走る

当たり前の事ですが、走行前のブリーフィングは確実に参加して、理解しましょう。サーキットはローカルルールが多いので、サーキットを走り慣れているライダーでも初めて走るコースでは念入りに確認するようにしてください。特にフラッグは何となくではなく100%確実に覚えてください。何故、ブリーフィングが転倒しない走りに繋がるのかというと、まずはルール違反、マナー違反での接触を0にする事。サーキットでの安全性は各々のルールとマナーが確保されて初めて高められるものなのです➡【サーキットは安全?】ルールとマナーについて

また、ここで一番大事な事は、フラッグを確実に覚えて、走行中に確認する、これを徹底してください。フラッグの意味を覚える事は当たり前の事ですが、ビギナーの方、走り慣れた方でも多いのがフラッグの見落としです。見落としする行為が単純に危険である事は明白ですが、私が思うのはフラッグを見る余裕がない、という事が問題なのです。

私はライディング時において、他車と自車では、8:2、5:5、2:8で走るように意識しています。公道では8割を、スポーツ走行でも半分を、レースシーンでも2割は他車や周囲を意識をするように心がけています。結果的に「無理せず走る」などと言っても基準がある訳ではなく、お気持ち表明しても君ら散るやん?、という事です。なので初めは確実にフラッグを確認できる範囲で走る、本来であれば当たり前の事ですがこれを意識して走りましょう。


<スポンサーリンク>

⑭-2:タイヤの熱入れ

おっと、急にかっこよくなりましたね。しかし難しい事ではありません。どんな初心者の方でも、タイヤは熱を入れるとグリップする、程度の理解はあると思っていますし、一先ずはそれでOKです。大事な事はその意識と温め方になります。

まずサーキット走行するに当たり、タイヤウォーマーの有無がよく論点となってきますね。数万円する高価なパーツとなりますので、中々導入できない方もいます。ピットで熱を入れて一本目から安心して全開!と走れるに越したことはないですが、初心者の方はムリして使用する必要はない、と私は思っております。

まず、市販のタイヤウォーマーは価格も性能も様々で御座います。初心者の方が走行前に温度管理まで出来て、熱ムラなく仕上げる事は難しいと思います。熱ムラがあり、一本目から全開で転倒・・・。かと言って一本目はゆっくりと走り、タイヤが冷えてしまって二本目から全開で転倒。こちらもよく見ます。

初心者の方はタイヤの状態を体感する事が難しいと思います。なのでタイヤウォーマーをかけているからOK!と勘違いして転倒する方が多い印象です。なので、タイヤウォーマーの有無にかかわらず、一本目の走行でキッチリと熱入れを行い、二本目から段々とペースアップする事を心がけてください。

熱入れについてですが、なぜかスラロームしている人を公道でも見かけますが危険なのでやめましょう。タイヤは潰さないと熱が入りません。ヒステリシスロスという原理となります。直線でアクセル開けてリアに駆動荷重をかけ、フロントはブレーキングで荷重をかける事が大事で、サーキット走行では一本目のストレート区間で意識して行うと初心者の方でもしっかりと熱入れが出来るかと思います。


<スポンサーリンク>

⑭-3:パス(追い抜き)は確実に

サーキット走行を行う上で他車の存在は無視できません。様々なタイムの方が走る為、追い抜きが発生しますが、確実にパスできる個所で追い抜くことを意識してください。当たり前の事ですが、走行会やスポーツ走行はレースではありません。速い人が安全を確認して、確実にパスする事が求められます。なので初心者の方が無理してパスしようとすると他車も危険ですし、自車もリズムが狂って転倒してしまう可能性もあります。

コースによっては初心者の方はブルーのビブスを着たり、後続から速い人が来ている場合にブルーフラッグを振られたりと配慮もありますが、基本的には速い人が確実に抜いてあげる必要があります。相手の走りを妨害してはいけません。立ち上がりやストレート等、無理がない場面でパスしてあげましょう。どうしても抜けない場合は一度ピットインしてリスタートします。

あと、速い人に引っ張ってもらってタイムアップする事もありますが、引っ張ってもらう事と、引っ張られる事を混同していると危険です。私の中では速い人に引っ張られるより、少し遅い人をトレースし、自分の走りと何が違うのか再確認する事も重要だと思います。ゆっくり走れるので色々発見もあるかと思います。また、そう考えると遅い人に詰まったとしてもイライラせずに走れると思いますよ。


やはり楽しく走るには転倒しない事が一番です。怪我もしますし、お金もかかりますし、なにより乗れなくなってしまいます。ギリギリを攻める!より長く走れた方が楽しいですし、上達していきますね。

それでは今回はこの辺で。

お疲レーニア!

続編➡︎【膝すりは上達の近道?もっと身体を使おう】初心者を脱却!ライディング講座⑮

スポンサーリンク