【愛着?愛情?大切に?】バイクに対する考え方

おはレーニア。えびです。

「バイクを大切にする」Twitter峠でもよくワイワイ盛り上がっている話題ですが、昨今の状況下で色々見聞きした結果、一度私自身の考え方をまとめてみようかと思った次第です。個人的にはバイクに対する向き合い方、考え方は昔から変わってはいないと思います。

結論から言うと、みんなそれぞれ考え方は違うという事。ただ、それは「大切にしてる」「大切にしてない」という話とは少し違うのでは?と思う事も多々あります。結局、「大切にしている」という考え方を誰に向けているのかという事です。

「大切にしている」「愛情がある」けっこうけっこう。しかし、それは自分自身の考え方であって、他人に押し付けたり、マシンに押し付けるものではないのでは?と思う次第です。この話も個人的な考え方なので、押し付けるつもりもなく私はこう思う、という内容をつらつらと書いていきます。

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①:転倒時の写真撮影大会

よく見ますよね?私はもう胸焼けしております。”転倒しましたツイート”。正直いうと、転倒したバイクを写真に収める事は好きにしたらよいのでは?、と思います。転倒した写真を撮る行為に対して、「早く起こしたら?」「バイクが可哀そう」などと意見が飛び交うのも、もはや風物詩。結局のところ、シチュエーションによって異なるのではないかと。

転倒した場所が公道で後続車が来る可能性がある場合であれば、写真を撮っている暇などある訳もなく、本人と第三者の安全確保が必要な訳です。そんな状況下で写真を撮っているのであれば、「喝!!」で御座いますね。あと勘違いされがちですが、相手車両がいる事故の際に「現場保存」が大事だと思ってそのままにしてる人もいますが、それは誤りです。当人の安全が確保できる場合は、移動できる車両は移動させる必要があります。二次被害や渋滞に繋がりますからね。

転倒した場所が私有地等の比較的安全な場所である場合、写真を撮る事は個人の自由だと思います。また駐車場等で他車との接触による転倒、知らない間に転倒していた、等の場合は保険や被害届、事故証明用に写真を撮る人もいるでしょう。それに対して、「早く起こした方がよい」というのは余計なお世話と言われるわけです。勿論、早く起こした方がよいに決まっていますが、その考え方は人それぞれです。それを考えずに「バイクが可哀そう」と嚙みつくのはトンチンカン。

「バイクは楽しい」と思って乗っている人もいれば「バイクは便利」だと思って下駄のように使っている人もいる訳です。動けばいい、汚くてもいい、必要以上にお金をかけたくないと思う人もいる訳です。そんな人も同じバイク乗りです。


②:マシンに対する愛情

こちらもよく見ますよね?同じく胸焼けしております。事故して”守ってくれてありがとう、ごめんな愛車ツイート”超個人的な意見をいうと「自分で潰しておいて、何が”ありがとう”じゃい」と思う訳ですが、これも個人の自由だと思っております。バイクに対する愛情は理解は出来ますし、この考え方も人それぞれでしょう。

ただ、私自身はバイクに対する愛情は機械としての愛着しかありません。大事にすれば上手くなれるとも思っていませんし、愛情を注げば返してくれるとも思っていません。バイクは機械ですので乗り手のインプットと機構以上の動きをしませんし、裏切ることもありません。バイクとの対話と私も言いますが、それはバイクがどのように動くのか、動きたいのか感じる事であり、撫でて話かける事だと思っていません。正しく整備し、正しく操作した結果、楽しい。基本的にバイクに対する気持ちはその程度かもしれません。勿論、大事にはしますし、綺麗にもします。しかし、それは私がそうしたいからする訳です。

バイクに対して愛情を持つ事は悪い事ではないのですが、モノ言わぬ相棒に乗り手のエゴだけをぶつけるような走りをして、愛情もクソもないのでは?と思う次第。


③:マシンを大切に

繰り返しになりますが、大切にしているか否かは個人の価値観によって異なる為、他人の価値観に投石すれば、「よろしい、ならばクリークだ」となる訳です。綺麗にピカピカにして盆栽にするのも、ボロボロでも走らせてあげることも、生き物のように愛情を注ぐことも、ただの機械として使うことも、全て正しい訳です。どんな理由でも当人が大切にしていると言えば大切にしている訳で、それに「可哀そう」だのいうのは余計なお世話でしかない訳です。ただ整備不良のバイクや、第三者の事を何も考える事をしない人については、大切にしている否かの前に単純に危ないよ、という事です。

バイクに乗っていると、仲間意識を持って余計なお世話を焼きがちですが、バイクと同じく乗り手も十人十色。皆違う訳です。自分の中で大切にしている気持ちがあればそれで良いのではないかと。本当にそれだけですね。

えびお

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