【じゃじゃ馬?】バイクもライダーもライディングも全部違う

おはレーニア。えびです。

今回は偏見バリバリの内容ですので、不愉快に思われる方もいるかもしれません。そんな方はTwitter峠のNHKこと、マウントレーニア界隈へお帰りください。後でお布施を集金しに行きます。スクランブルは致しません。

バイク歴でいうとまだまだ十数年と若輩な私ではございますが、ずっとバイクに乗ってきました。そんな私は、昔から明らかに乗れてない人がいう「じゃじゃ馬だから」だの「乗りにくいバイク」だの言い訳をするライダーが大嫌いで御座いました。「下手くそな事を棚に上げてバイクのせいにすんじゃねぇ!」と思う訳です。大事なのは自分の型を理解すること。

このバイクだから、このライダーだからと割り切るのが嫌で、色々考えてきた私のボヤキを実体験含めてつらつらと書いていきますので、宜しければお付き合いください。

※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。

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①:じゃじゃ馬と呼ばれるバイクたち

昔からバイク界隈では「じゃじゃ馬」と呼ばれるバイクがありますね。馬力競争が激化していた2st時代によく言われた言葉かと思います。昨今のスーパースポーツもスペック上では凄まじい激化に伴い、200馬力overは当たり前のような世界・・・。しかし、それに伴いセンサ等の進化で「じゃじゃ馬」とは呼ばれなくなっているのかと思います。電子制御バリバリの最新機に比べますと、昔の2stマシンはお世辞にも乗りやすいとは言えないかもしれません。正直、じゃじゃ馬だと言われるバイクがあるのも理解は出来ます。

しかし、しかしですよ。だから何だ?と思う訳です。パワーバンドが狭い、止まらない、曲がらない、ピーキーだと色々聞いてきましたが、初めからわかってんじゃん!と思う訳ですよ。何も急にじゃじゃ馬になった訳ではないのです。そもそも市販車レベルですしおすし。

実際にじゃじゃ馬バイクでも速い人は速く、遅い人は遅いのです。何故ならバイクの乗り方は基本は同じだからです。別に遅い人を貶す訳ではなく下手くそなのをバイクのせいにすんじゃねぇよ、と思う訳です。


②:乗りやすいバイク、乗りにくいバイク

私が今まで走ってきたバイクは正直、乗りやすいと言われるバイクです。私も乗りやすいと思っていますが、他の車両で走る機会もありました。そこでいつも思うことは、自分が乗り慣れていないバイクは何だって乗りにくい!という事です。2stだろうが電子制御バリバリの最新機だろうが、挙動がイメージできないバイクは乗りにくいです。しかし、走り慣れていくと自分のバイクと、自分のライディングと何が違うのか、いい面も悪い面も分かってくるわけです。結果的にはそれに沿ったライディングをするだけ、と思う訳です。セッティングを変えたり、パーツを変えたり、実際に変えない場合でも「ここをこうしたら乗りやすくなるな」と考える事が出来る訳です。

素人レベルでも自分の型があればそれがベースとなり、バイクに合わせていけるのでは?と思う訳です。それが自然と出来る方は本当にバイクに乗るのが上手だと思います。勿論、その中でも乗りやすいバイク、乗りにくいバイクがあるのも事実だと思います。


③:バイクもライディングもライダーも全部違う

以前、自分のバイクをプロのレーシングライダーに乗って頂いた事があります。当たり前ですが同じバイクでも私のタイムとは雲泥の差・・・。ここで私が考えたのは「俺のバイク、こんなに速く走れるんだ!」ではなく「レーシングライダーだから速く走れた」という事です。「バイクがよかった」訳ではないのです。レーシングライダーの型があり、それを使って私のバイクで速く走る事が出来たのです。テクニックがあれば同じように走れるかもしれません。しかし、今の私が今の私のバイクでいくら練習してもレーシングライダーのようなテクニックは身に着きません。この時アドバイス頂いたのはライディングではなく、マシンのセッティングやチューニングについてでした。その結果、自分のライディングを見直し、マシンを見直すことで自分のマシンで速くなるきっかけになりました。

同じバイクでプロが速いタイムを出したとしても、それはプロだからです。ライディングテクニックを上達させる事は勿論大事ですが、ライディングはバイクがなければ始まりません。速い人との差はライディングかも知れませんが、ライディングを上達させるにはマシンの理解が大事です。

このバイクだから、このライダーだからと言っても意味がない訳です。自分が何のバイクに乗って、どう走るのかが大事な訳です。どちらにも偏ってはいけないという事ですね。

えびお

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