【タイムアップのコツ】初心者を脱却!ライディング講座⑲

19回テーマ【タイムアップのコツ】

おはレーニア。えびです。

サーキット走行をするようになり、これからタイムアップを目指していきたい人、走りながら中々タイムアップできない人。サーキット走行を始めた際は、走った分だけタイムアップにつながるのが非常に楽しいですね。しかし、何事もそうですが8割の壁というものがあり、その人の目標とする8割までは何となくでも達成していくものですが、そこから先の2割の領域に入るまでが凄く大変で、俗に言う「壁」というものですね。

今回は私自身が「壁」を少し抜けるきっかけになったかな?と思うタイムアップのコツを書いていきたいと思います。比較的、誰でも出来る内容でまとめていきますので、何かのきっかけになれば幸いです。

※えび主観となりますのでご参考までに。。。

※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。

前置き➡【目線はコーナーの奥に】初心者を脱却!ライディング講座①

前回➡【タイヤの空気圧】初心者を脱却!ライディング講座⑱

えびの呟き➡【楽しく走ること】えびとバイク


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⑲-1:何となくで走るべからず

サーキット走行にも慣れてくると、コースも覚えて、ラインも覚えて、アクセルも開けれるようになり、走る度に段々とタイムアップしてきますよね。しかし、どんな人でも一定タイムから中々速くなれないタイミングがあります。それは大なり小なりありますが、俗に言う「壁」と呼ばれるものですね。その「壁」を乗り越えてスキルアップ、タイムアップをしていくのがモータースポーツだと思っております。

走るだけ伸びてきたタイムが伸びなくなり、その壁を乗り越えることが出来るのか、そのまま伸びることなく停滞するのか、その違いは非常に単純です。ズバリ、「課題を持って走っている」「何となく走っている」の違いです。いや、そりゃ当たり前の事で、皆さん自分なりに課題を持って走っているはずです。

しかし!

「考えて走っている」と言ってていても、実際には「何となく走っている」人が多いのですね。それがどういった事なのか、考えていきます。


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⑲-2:身体の暖気はただのロス

以前、第二回(【同一コンディションで走れ】初心者を脱却!ライディング講座②)でお伝えしたようにライディング上達の基本となるのは、マシンもライダーも極力同一のコンディションに揃えるという事です。それによって、何がよかった何が悪かったと明確になる訳ですね。しかし、ここで重要となるのが、ずっと同じコンディションに揃える訳ではないという事です。簡単にいうと、マシンセッティングも気候もライダーのコンディションも常に変動している訳ですね。少し矛盾しているような気もしますが、状況によってパターンを分ける必要がある訳です。Aというパターンではこのコンディションに揃える、Bでは、Cではと横並びにパターンがあり、そこからA-1、A-2と枝分かれしていく訳ですね。なので、Aというパターンがあり、それをひたすら繰り返していてもAのままな訳です。

具体的な例で考えていきしょう。まず、Aパターンで1日 3枠の練習走行を行い、ベストラップが1枠目(A-1)で”1:10″、2枠目(A-2)で”1:05″、3枠目(A-3)で”1:00″で終了しました。3本目に課題に感じた事を次回の走行に生かそうと考えます。そして、次の機会に3枠の練習走行を行います。ここでタイムが伸びない人は、また3枠目(A-3)を目指そうとして、同じように走ります。結果的に(A-3)”1:00″に到達する場合が多いのですが、そこまで。そこから先へタイムアップする事が難しいのです。

ここで考えることは、(A-3)”1:00″をBというパターンに変化させる必要があるという事です。簡単にいうと、前回(A-3)”1:00″を出せたのであれば、それをベースとして走りなさい、という事です。何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが初心者の方でタイムアップできないのはこのパターンが意外と多いのです。まず、(A-3)”1:00″が出た際の条件下はどうだったのか、マシンセッティングは、ライン取りは、クリアラップだったのか、他車の影響があったのか、自身の感覚で限界だったのか、余裕があったのか、要因として無限に書き出せるかと思います。コツはペーパーに書き出す事です。人間の脳みそは思ったほど整理できていないので、実際に書き出してまとめる事をオススメします。

(A-3)”1:00″が出た際の条件下をまとめて理解し、次回走行時の1本目に発揮できればそれがベースとなり、A-3がBとなり、次のベースとなるわけです。これを怠って、1本目、2本目とダラダラと前回のA-1、A-2、A-3と同様に走ってしまう、それで感覚を呼び起こす必要がある人は非常に勿体ないですね。それが、身体の暖気はただのロスだという事ですね。そして、それが「何となく走っている」と言われる訳です。

無尽蔵に金も時間がある方ばかりではなく、ほとんどの人は金も時間も限られているかと思います。考えてみると、至極当然の事ですが、結局実行するか否かが大きな違いとなる訳です。何となくで速くなる人は自然とAからBへと移行できている訳ですね。


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⑲-3:タイムを狙って走ろう

次にやってみて欲しいのはベストラップ含めて、数秒落ち等、狙ったタイムで走る事です。

はい、まず無理ですね。

難しいに決まってます。⑲-1の内容ではタイムから出た結果をデータとして蓄積してみようという事ですが、今回は逆にタイムを狙って走ってみようという事です。勿論、極端にラップを落とすと周囲の走行の妨げになりますので、十分に注意してくださいね。

目的としてはガムシャラに走るのではなく、一歩引いた目で自分自身を見てみようという事です。常に全開で、自分が持てる限りの走りをした結果、何分何秒と一喜一憂する。それが悪いことではないですが、走ることに手一杯になってしまい、なぜそのタイムが出せたのか、分析が疎かなってしまう訳です。

その為、ここで大事なことは狙ったタイムを出す、ということよりもタイムを狙うという事です。秒単位で狙ったタイムを出すことは非常に難しいですが、ラップタイムを意識し、自分の走りを意識し、どのような走りをすればどのようなタイムが出るのか、それを考えて分析する事が重要なことなのですね。

例えばベストタイムの2~3秒落ちを狙って走った場合、狙ったとおりのタイムが出ればその走り方を考える事でベストタイムと何が異なるのか分析する事ができます。狙ったとおりのタイムが出ず、仮にベストラップに近いタイムが出たとするならば、まだまだタイムアップの余力があるという事です。狙ったタイムよりかなり遅かったとしても、どこを改善すれば狙ったタイム、ベストタイムに近づくことが出来るのか、こちらも分析する事が出来ます。

そうする事で、ガムシャラに走ったタイムと同じであっても、自分の走りを分析した結果である分、今後の課題も明確化しやすい訳です。


速くなりたい、と漫然と考えて何も考えずに走っていても、なかなかタイムアップできないのがモータースポーツ。マシンの能力をどこまで引き出すことが出来るか、試行錯誤して苦しみつつ、数センチ四方のラップタイマーのコンマ1秒に一喜一憂するのもモータースポーツ。

マウントレーニア飲めば5秒タイムアップするのもモータースポーツ。

それでは今回はこの辺で。

お疲レーニア。

続編➡【ライディングは左右非対称】初心者を脱却!ライディング講座⑳

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