【サーキットのトラブル】速い人?遅い人?どちらが優先??

おはレーニア。えびです。

今回の話題もむかーしからの根強い問題ですね。最近Twitter峠でも賑わっていましたのでピックアップ致しました。

サーキットは速く走る所なので、速い人が優先レースではなく走行会だから楽しむ事が大事、遅い人が優先 。と良く聞きます。さて、どうなんでしょうね。

難しいテーマですので言葉を選びながら(選ぶとは言っていない)書いていきますので、宜しければお付き合いくださいな。

※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。

ライディング講座➡【目線はコーナーの奥に】初心者を脱却!ライディング講座①

前回の呟き➡【必要?不要?】バイクのカスタマイズについて

関連➡【サーキットは安全?】ルールとマナーについて


①:サーキット走行でのトラブル

サーキット走行には大きく分けると以下の三種類が存在します。

  1. レース走行
  2. スポーツ走行(体験走行)
  3. 走行会

MFJ等が主催するレース走行、各サーキットのコースライセンスを取得し決められた走行枠で走るスポーツ走行、ショップや個人がサーキットを貸し切って参加者を集うイベントとしての走行会。

一般的にサーキット走行と言えば上記の何れかになるかと思います。それぞれ走行可能な条件が異なる中で、全てにおいて同条件な事は「他車を交えた走行」であることです。「【サーキットは安全?】ルールとマナーについて」でも触れましたがサーキット走行と言えど他車の存在があり、完全に無視して走行することは不可能です。

また、ある程度のクラスとなると周回秒数(ラップタイム)が条件となった走行枠も存在しますが、どんな走行枠でもどんなレースでも必ず「追い抜き追い抜かれ」は発生します。当たり前のことですね。それに伴う接触も発生します。プロのレースで接触転倒を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。これは通常の素人ライダーの走行枠でも(だからこそ)発生します。

更に問題となるのが「どちらが悪いのか?」という問題。すごーく当たり前で超基本的なルールでは「喧嘩両成敗、怪我と弁当は自分持ち」となっているのが一般的です。接触や転倒による破損はお互いの負担です。ただ、それを知らないのか勘違いしているのか「事故処理として警察を呼ぶ」「主催ショップに修理費を請求する(実体験)」というとんでもない方も居ます。

そんなとんでもない人間擬きは除いても、サーキット走行の接触トラブルは後を絶たないのが実情でしょう。やはり、転倒時の怪我や死亡のリスク、高額となり得るバイクの修理費、サーキット走行に対するモチベーションの違い、それを鑑みると冷静になれない、感情的になってしまう。

それは当たり前!!

仕方がない、人間だもの。

えびを。

私自身もサーキット走行中に接触し転倒したこともあります。それによって骨折した事も、多額な修理費が発生したことも、新品のレーシングスーツをハサミで切られたこともあります(白目)。勿論冷静になれるわけもなく、若かった事もあり怒り心頭、場合によっては相手ピットに怒鳴り込みです。

ただ、ほとんどの場合はどちらに比があるのかお互い理解しているので、相手が悪い場合は詫びをしてくれますし、こちらが悪い場合は土下座の勢いで謝罪に行きます。それによって大事に至らないことが多いです。それでも中にはピットに謝罪にも来ない方も居ます(有名レーシングチームでも謝罪来ない人がチラホラ)。それはルールで決まっているわけではなく、お互いのマナーの話で強制されるべき事ではないのは理解出来ます。

しかし!!

私自身が一番理解出来ないことは「後日TwitterやYouTubeに晒し上げて同意を集める」という糞ダサムーブです。文句があれば当事者間で話すしかないのです。どこのサーキットなのか、どのような走行枠なのか、どのようなレギュレーションなのか、どのようなシチュエーションなのか、それが分からない限り部外者が判断出来るわけでもなく、ただ無意味に晒し上げる行為、本当に理解し難い。

通常、問題があればそれを解決させようとするはず。その解決策は場面を知っている当事者間で話し合う事しかない訳です。それを行っていて、当事者間で解決した後に注意喚起として動画をアップロードするのであれば理解は出来ます。

無意味に晒す行為は何も解決せず、何も得ることがない。解決に向かわないプロセスって本当に無駄なんです。それ以前にそこのサーキットをこれからも走るのであれば、自分自身の不利益にもなる訳です。現実とSNSの区別を出来ない人が多い事。そして不思議とアップロードする側は自分優位で揺るぎない固い意志をお持ちのようで、いやはや感服致します。

GoProやドライブレコーダーが普及して増えましたね。いつか許可制になり、その後は禁止になりますよ。


②:速い方、遅い方、どちらが優先??

さてさて、脱線したので追い越しの話に戻ってきました。

接触トラブルがあるサーキット走行ですので「速い人が優先」「遅い人が優先」とこちらも良く問題となっていますね。サーキットは速く走る所なので、速い人が優先レースではなく走行会だから楽しむ事が大事、遅い人が優先

私個人の意見として書いて行きます。

そもそも何故優先される側が存在するのか、それは速い人の邪魔にならない為?遅い人でも楽しめる為?。いえいえ違います。走行する全ての人が安全に走れるようにする為です。その為にルールがあり、マナーが大事なのです。

基本的には優先される側は存在しません。速い人も遅い人もお互いを優先させる必要があります。しかし、勘違いしてはいけない事は優先させる=抜かせるではないという事。細かいルールは各コースによって異なりますので、というよりもブリーフィングで習うでしょ・・・。

~速い人~

優先という言葉を借りるとするならば、遅い人が優先となり、速い人が安全に追い抜く必要があります。サーキット走行時にはミラーを使用しません。取外しの義務がない走行枠もありますが「取り外さない=使用する」ではありませんので注意。サーキット走行ではミラーで後方確認はしません。その為、速い人は遅い人の走りを読んで確実に追い抜けるタイミングでパスする必要があります。接触がなくとも走りを妨害する事は厳禁です。追い抜きが出来ないタイム差であれば、それは追い抜きが出来ない技量差という事で、素直に諦めて周回するなりピットインするなりしましょう。それが「走行会はレースではない」という事です。

~遅い人~

さて、ここまでは良く聞く話。これを盾にして「この抜き方は危ない!」「もっと上手く抜け!」「レースではない!」と喚いてしまうだ君散の方々が多いこと多いこと。追い抜く側が遅い車両の動きを見ているのと同様に「いつ何時抜かれても大丈夫」という心構えで走ることが大事です。そもそも、自分が一番速い訳ではないので抜かれると思って走るのは当然の事なんですよね。ただそれで行ってはいけないこと

  1. 走行ラインを譲る
  2. 不用意に減速する
  3. 自分ルールで走る

あくまでも抜かれる可能性があるという認識の下で、いつも通り全力で走行してください。仮に後続車の存在に気付いた場合でも不用意にラインを変えたり、減速したりすると追突されますよ・・・。前述の通り、速い人は先行車の走りを見てタイミングを図ってパスしていきます。そこで貴方が走行に関係ない不要な動きをすると追い越すラインと被ってしまう可能性があります。また全開区間で減速すると、相対速度が狂う為、後方からは急激に下がって来るように見えてパニックになります。タイムや技量の差があれど、各々が速く走るという前提を覆してはならない。それが「サーキットは速く走る場所」という事です。

よくプロのレースを見て、それが当たり前かのように振る舞う方も居ます。だけど君らプロではないやん。


③:まとめ

さて、偉そうに語りましたが既にサーキットを走っていない私。各コースのルール、走るシチュエーションで異なるかと思います。ただ、前提として素人走行ですので皆様安全にルールを守って全力で遊ぶからこそ、楽しいスポーツだと思います。

私自身、初めて走った国際コースでは全コーナーでブルーフラッグ(速い後続車有)を振られて心を砕かれてきました。その際は全日本レースウィークだった事もあり特殊な環境下だったかと思いますが、それでも「お前ら遅い奴は邪魔」という空気感。コースによっては非常に限られる走行枠。色んな思いを抱えて走っているライダーの気持ちを考えると、その考えが間違っているとは言えません。

昔から「サーキットでは速い人が偉い」という言葉があります。しかし、私が師匠から初めて習った事は「速い事は凄い事だけど、偉い事ではない」という言葉。速い人が偉い、色んな事を加味するとそれも誤っていないと思ってはいます。ただ、何事にも言える事なので天狗にならないように、自分自身の0指針として。

私もレースシーンであれば相手をぶっ飛ばすつもりで突っ込んでいたと思います。沢山謝って来ましたし、謝られて来ました。他人と馴れ合い、仲良く出来ないタイプでしたが、喧嘩になってもキチンと話し合います。それで最終的に大きな問題になった事はないです。

結局のところ、お互いスポーツ走行が好きなもの同士なのが唯一の架け橋なので、トラブル時はそれを活用しましょう。私以外のライダーは怖い人多いので不義理したら大変だよ。

“Let’s fun and ride !!”


(レーニアユーザーが優先に決まってるだろ)

えびを。

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