【必要?不要?】バイクのカスタマイズについて

おはレーニア。えびです。

リクエスト記事で御座います。

カスタマイズ。バイクに乗る人にとって大なり小なり必ず通る道かと思います。小さなステッカーからフレーム、様々なメーカーがアフターパーツを販売しています。

おそらく、バイクに乗っている方のほとんどは何からのカスタマイズを行ったことがあるかと思います。そうなると、皆様ご存知のTwitter峠で湧き上がる話題。

「そのカスタマイズは必要か不要か」

いやー!話題に事欠きませんね!ブログのネタにも困りませんわ!

って事で大鉈振り回していきます。

※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。

ライディング講座➡【目線はコーナーの奥に】初心者を脱却!ライディング講座①

前回の呟き➡【雑談】えび日記開設 1周年


①:カスタマイズは必要?、不要?

知らん!

いや、ほんと知らんて・・・。そもそも論、自己の満足なんですよね。いやいや、そんな事は誰でも理解しているはず。なのにどうして、こんな論争が起きるのか。まず、カスタマイズは機械的な性能向上を目的とした「チューンナップ」性能とは関係なく見た目を自分好みに仕上げる「ドレスアップ」の2つに分けることが出来ます。

よく不必要論争に上がるのは「チューンナップ」のパーツ。バイクの場合は市販車時点での完成度が高い為、チューンアップをする必要がない、純正至上主義のカスタマイズ不要の意見。レーシングユースの高性能化を謳ったアフターパーツを駆使し、より高性能化を図る社外品を取り入れるべきのカスタマイズ必要の意見。簡単に見るとこのような感じかと。

もう上っ面を掬っただけで、面倒くさい臭がプンプンしてますね。だってそもそも好きにしたらええやん、で終わる話なので。

一応、私のカスタマイズ論を語ってみます。


②:えびのカスタマイズ論

あくまでも一つの考え方ですし、今の私のバイクがそれに沿っているのか?と言われると微妙な所。そんなレベルでお付き合いくださいませ。

私にとってカスタマイズとは、目標としている理想(目的)と現状のギャップ(問題)、それを埋める為のプランです。当然のことながら、目的は人それぞれ自分で決める訳ですから、カスタマイズは自己満ですわね。

ただ、そこでギャップ(問題)を解決する為のプラン(カスタマイズ)がリンクしていないのであれば、ちょっと違うのではないか?とツッコミが入るのも理解は出来ます。

例えば「公道で乗りやすいバイクにしたい」という目的に対してプランが「とりあえず社外品に交換してみる」だと、ちょっと待て待てと思う訳です。一方でこれが「自分好みにドレスアップする」という目的に対するプランであれば理にかなっていて、何も問題がない訳です。カスタマイズが「チューンナップ」と「ドレスアップ」と分かれている訳ですが、チューンナップパーツもドレスアップの括りにもなるのですね。

オーリンズサスペンション、ブレンボキャリパー。「公道でそんなの意味がない!」と言われたら、それはそう。ただ「ドレスアップで着けているんだ!」と言われたら、それもそう。どんな理由でも意味があれば大勝利。

また、ドレスアップと言えば個性を出そうとしてチンドン漁船になっているバイクになっている子もよく見ます。個人の自由ですので、自分で納得しているのであれば問題ないでしょう。ただ、一点だけ。「誰とも被らないように」と思い付いた事は「思い付くけど、誰もやらなかった事」。つまり、そういう事。


③:えびのカスタマイズ論(サーキット)

ここでサーキット走行でのチューンナップのお話に一歩踏み込んでいってみると(めっちゃ嫌だ)、「まずは純正のままで走るべし」「社外品で仕上がったマシンから始めるべし」「某タイヤを履くべし」「某タイヤは下手になるからやめるべし」etc・・・。

私個人的には「まずは(できる限り)ノーマルで走るべし」だと思っております。ただ、純正品でも社外品でもヘロヘロにやれていては意味はないので、きちっとメンテナンスされている状態が前提です。とりあえずでサスペンションやキャリパー類に手を入れてしまう方が多いかと思いますが、単純に素人レベルで速くなった人を見たことがないです。違いは分かるでしょうが、結果に繋がっていないのです。

ただし、ずっとノーマルで走るべきだとは思っていません。どこがどう動くのか、それに対してどうアプローチするのか、それで何が足りていないのか、そうやって仕様やセッティングを決めていくものだと考えます。それをし易いのがノーマル車体なんですね。純正品も社外品も単純に一つの選択肢で、どちらに優劣がある訳でもないかと。

結局のところ純正品だろうが社外品だろうが、自分に合ったバイクに仕上げる事が一番重要なのです。「ノーマルで使いこなせていないから」と言われる人もいますが、漫然といつか使いこなせるようになると思いがち。使いこなそうとしなければ、ポカンと口を開けていてもバイクは乗りやすくなってくれません。

また勘違いしがちな事も一点。自分と同じバイクやノーマル仕様でプロレーサーが速いタイムを出す。それに対して「ノーマルでも速く走れる!」と思いがち。残念ながら違います。プロの技術を駆使してノーマルでも速く走れる、という事です。

以前、自分のバイクをプロのレーシングライダーに乗って頂いた事があります。当たり前ですが同じバイクでも私のタイムとは雲泥の差・・・。ここで私が考えたのは「俺のバイク、こんなに速く走れるんだ!」ではなく「レーシングライダーだから速く走れた」という事です。「バイクがよかった」訳ではないのです。レーシングライダーの型があり、それを使って私のバイクで速く走る事が出来たのです。テクニックがあれば同じように走れるかもしれません。しかし、今の私が今の私のバイクでいくら練習してもレーシングライダーのようなテクニックは身に着きません。この時アドバイス頂いたのはライディングではなく、マシンのセッティングやチューニングについてでした。その結果、自分のライディングを見直し、マシンを見直すことで自分のマシンで速くなるきっかけになりました。

【じゃじゃ馬?】バイクもライダーもライディングも全部違う

また、サーキットでも走る目的は人それぞれな訳ですね。先を見据えてライディングの地金を叩いていきたいのか、とりあえず今を速く楽しく走り切ればいいのか、それによっても異なる訳で、走行会に参加して楽しんでいる方に「ノーマルに戻して走れ」だの「某コルタイヤは下手になるからやめろ」だの言っちゃうのはお門違いな訳です。

結局のところ「ノーマルで走るべし」「サスペンションは変えるべからず」等々の言葉を鵜吞みにするのもダメな訳です。その言葉が誰が誰に対してどのような経緯で伝えた言葉なのか、それを理解しなくてはいけませんね。大体の格言が「え?君に向けて言われてないよ?」状態。

ノーマルの車体からキッチリと詰めていく方がいい人もいれば、ある程度走れる車体でサクッと走った方がいい人もいるのです。


④:まとめ

えーっといつもながら、レーニア飲みながら書いていただけでしたので、なんの話でしたっけ?っと題名を見直してみました。

マウントレーニア飲めば5馬力UP


※周知の事実である

えびお

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