【何が違う?】「速くなりたい」と「上手くなりたい」

おはレーニア。えびです。

昔からよく聞く言葉の代表例で御座いますね。「バイクを上手く乗りたい」

「「わたくしも!!!」」

だってバイク乗るの難しいですもんね。手足のように扱いたい!スマートに運転したい!誰しも夢見ているかと思います。それはバイク乗る上で自然な感情だと思います。

しかし、そもそも「速い」と「上手い」とはなんだ?と 少し疑問に思った次第でございます。

今回は「速い」と「上手い」の違いについて考えていこうと思います。

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① : 速くなりたい?上手くなりたい?

Twitterでもよくみるこの二択。今回のテーマを思いついた際、Twitterでアンケートをとってみることにしました。

短い時間でしたがアンケートへのご協力ありがとう御座いました。あえて抽象的に書きましたが、それにしても圧倒的に「上手くなりたい」と考える方が多いですね。フォロワー様のほとんどは公道を走られる方ばかりなので、公道で速さを求めるより、上手く乗れるようになりたいと思うのは必然的な事でしょう。

しかし、私が気になるのが「速くなりたい訳じゃないけど、上手くなりたい」という人です。上手くなる、という言葉を逃げに使っていませんか? 公道だから速くなる必要はない、と大義名分として利用していませんか?「ムキムキになりたくないけど、そこそこ筋肉をつけたい」と言ってる初心者トレーニーの様です…。

次に「速くなりたい」と「上手くなりたい」の違いを考えてみます。


② : 速いと上手いの違い

ここで考えたいのは「速い人」「上手い人」の違いです。まず「速い人」について考えてみると単純です。速く走れる人の事ですね。サーキットへ行けば絶対的な指標であるタイムを元に、自己ベストへの挑戦や、他車と比較する上で速さを求める訳です。一方「上手い人」というと、なんとなくピンときませんね。取り回しが上手な人?、ブレーキ が上手な人?、ワイディングが上手な人?、。結果的に人によって定義がまちまちなのです。

つまり異なるのは目的が明確になっているのかどうか、という事です。「速くなりたい」という考え方は目標と現状とのギャップが明確でわかりやすいですね。そこが明確であれば、速くなる為にどうしたらよいのか、努力する事が出来ます。➡【努力】努力は裏切らないし、報わないし、嘘もつかない

一方、「上手くなりたい」という考え方は非常に抽象的です。前述のように「〇〇が上手くなりたい」と具体的な目標があればよいのですが、ただ漠然と「上手くなりたい」と思っているのであれば要注意です。なぜなら漠然と乗り続けても上手くなる事は絶対にないからです。

そもそも「速い」と「上手い」を対比的に考えるのが間違っているのですよね。速い人が下手な訳ないですし、上手な人が遅い訳もないのです。上手くなりたい!と思うのは正しいと思いますが、何をどう上手くなりたいのか。そこを明確にしなければ何も上達しません。

速くなりたい人、上手くなりたい人、それぞれに言える事は上達することが大事だという事です。そして、上達するには正しい努力が必要です。漫然と上達するのは本当に才能です。ほとんどの人はド下手なので正しい努力を行いましょう。

えびお

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