【サーキットは安全?】ルールとマナーについて

おはレーニア。えびです。

昔から時代、世代関係なく言われる煽り文句

暴走したければサーキット行け

公道で飛ばしている人や峠小僧にかけられる代名詞となっていますが、さもサーキットなら暴走できる、してもよいと思っている口ぶり。曲がりなりにもサーキットに生きてきた者から率直に申します。

「やめてくれ」

もう、これに尽きます。何でもサーキットにケツを持ってこないで頂きたいのが正直な気持ち。個人的にはサーキット推奨派ですし、迷える峠小僧君をサーキットに連れ出して陽の目を浴びせてきました。その代わり、徹底して教育しますし、最後まで面倒を見ます。無責任にサーキットに放り込まれても困る訳です。

何故、このような認識になっているのか考えると、「サーキットは安全」と言われることが原因かと。今回は本当にサーキットは安全なのか?公道とは何が異なるのか?その点について考えていきたいと思います。

※本ブログの収益はマウントレーニアの養分と恵まれないTwitter峠の子羊ちゃんのサーキット道具費用となります。

安全運転について➡【安全運転】生き残る方が安全運転。どこかで線引きしていませんか?

こちらもどうぞ➡【目線はコーナーの奥に】初心者を脱却!ライディング講座①


<スポンサーリンク>

① : サーキットは安全?

結論から申し上げますと、安全ではないです。考えてみてください。プロテクションを装備したレーシングスーツを着て、最新のエアバックを着用していたとしても身体一つ。むき出しのまま、200~300㎞/h以上の速度で駆け回ります。もし転倒したとして、そのダメージは公道の転倒とは比べ物になりません。レーシングスーツは滑る分にはダメージは少ないですが、落下時の衝撃は吸収してくれません。皆さん所持しているライダージャケットやレーシングスーツを着て、歩く速度で転んでみてください。痛いです。仮に60km/hで転倒したと想像してみてください。無事な訳ないですよね?

ではなぜサーキットが安全と言われるのか、と考えた際に以下の声をよく聞きます。

  1. 対向車、歩行者が居ない
  2. コース幅が広い
  3. 路面状況が良い
  4. エスケープゾーンがある

まとめると、転倒した際のリスクが公道とは大きく異なるという事ですね。公道はいつ飛び出してくるのか分からない不確定要素が多く道幅も狭く路面状態も悪く転倒した先にはガードレールや他車がいる可能性が高く、転倒すると怪我だけでは済まない結果となります。

だからサーキットが安全か?と言われるとそうではありませんよね。公道があり得ない程危険という事です。サーキットが安全という訳ではなく、公道を走るより安全性が高いという事です。当たり前の事ですね。

サーキットが安全と言われる所以を上記に4点挙げたと思いますが、実は一番重要な事が抜けております。それは「サーキットが管理下にある」という所です。


<スポンサーリンク>

②:安全性が高い理由

サーキットが管理下にあると言いましたが、公道も同じく国の管理下にあります。しかし、一番異なるのは広さと管理体制です。サーキットはせいぜい全長数kmのコースに対して、常にオフィシャルの方が管理監視しています。一方公道は当たり前の事ですが比較にならない程広く、リアルタイムの管理下ありませんね。もし、公道も全てリアルタイムで管理監視されているのであれば、スピード違反や暴走行為はほぼなくなるでしょう。

また、サーキット走行を行うにはコースライセンスを取得しフリー走行に参加するか、主催者がいる走行会に参加するか、大きくこの2方法となるかと思います。コースライセンスを取得する際には各コースの講習会を受け、走行会でも主催者より注意点等の説明があります。また走行前には必ずブリーフィングと呼ばれる確認の場が設けられます。

上記のようにサーキットを走行する前には何度も何度もコースルールの説明があります。それは、走行者のルールとマナーが守られて初めてサーキットの安全性が高められるからです。

サーキットだから自由に走れる、好きなだけスピードを出せる、と思っていると大間違いなのです。サーキット走行と言えど他車が居ます。他車がいる限り、接触もあれば、事故もあれば、転倒後に後続車に轢かれる可能性も勿論御座います。

サーキット走行の安全性が高い理由は、オフィシャルの方がコースを管理し、走行中は監視して頂いており、各ライダーがルールとマナーを遵守しているからであり、どれか一つでも欠如すると安全性は極端に低くなるわけです。

なので「暴走したければサーキット行け」の回答としては「やめてくれ」となる訳です。


<スポンサーリンク>

③:まとめ

この記事をみると「やっぱりサーキットは敷居が高い・・・」と思ってしまうかもしれません。しかし、実際にはコースのルールとマナーを最低限守って頂ければよいのです。例えば基本的なフラッグの意味、コースアウト、コースインの仕方、ピット内の使い方等、常識のある方であれば何ら問題はありません。下手くそでも遅くても良いのです。ルールとマナーを守れば立派なサーキットユーザーです。

昨今の走行会をみるとサーキットユーザーを増やそうとルールやマナーを軽視した走行会があるのも事実です。コースを貸切すれば何をしても良い訳ではありません。ルールとマナーを軽視する事は敷居が低いという事ではないのです。そのような走行会は非常に危険です。参加するな、とはいいませんが推奨は出来ません。

えび日記では安全に速く楽しくをモットーに。

えびお

スポンサーリンク